侘び助

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裏庭の垣根の間から侘び助が覗いています。
たまに通る人や車からも見えない位置なので、おそらくこのままでは誰にも知られずに散ってしまうだろうと思いました。
少し離れたところには、枯れた紫陽花が、セピア色のモノトーンになって残っています。
僕は、花が枯れた姿は、醜いとは思いません。美が変貌した、「より本質に近づいた姿」だと受け止めます。
椿も、紫陽花の枯れたのもリスペクトです。

さらに離れて雪柳、そして石蕗があります。花は、もはや抜け殻のようになって形をとどめていますが、葉は、依然と緑濃く保っています。

庭に転がっている茶碗に活けました。

花を生けるには、器は、辛うじて「在る」程度でいいのだと思います。
「どーん」と在ってもいいのですが、あくまでも花が主役なのですね。
空気のような関係とでもいうのでしょうか。



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by tarutaru953 | 2017-01-07 02:59 | 美術 | Comments(0)

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